料理人になるために必要なこと

京料理 日本料理 会席料理の料理人になるために必要な心構えなどを、和食プロネット講師 通山の目線で語っております。

​料理人という職業

料理人とは家族でも友人でもない不特定多数のお客様から代金をもらってその見返りに手料理を提供する職業です。
料理人になるために特別必要な資格は無く、なろうと思えば誰でも明日からなれます。
強いて言うなら、自分の店を持ったり調理場でトップになる場合は「食品衛生責任者」という資格を得る必要があります。
勘違いされがちですが、店を始めるために必要な資格は調理師免許ではなくこの食品衛生責任者なのです。
調理師免許があれば新たに食品衛生責任者を取得する必要がないと言うことです

向上するためのマインド

資格による制限はありませんが、料理人になり継続するためにはお客様から支持され続けるための腕が必要になります。
そのためにみんな修行をするのです。

和食料理人になるための修行のイメージはきつい、長時間労働、パワハラが横行、といったようなことがステレオタイプとなりメディアで描かれることもあります。
確かに何十年も前に修行時代を過ごした人はそんないた場を経験している人も多きと思いますが、現在では板前修行に限らず様々な職業で、働き方改革が進み良くも悪くも労働環境が変わってきています。

料理人としての責任

料理人はプライベートで家族や友達に料理を振る舞うのではありません。
報酬をいただいて赤の他人の体の中に入るものを提供する仕事です。
知識も技術も足りずに調理することでお客様の人体に悪影響を与えてしまうこともあります。
食中毒がそれにあたります。
家族なら謝って済んだとしても、お客様に対しては最悪の場合、民事上の補償、刑事罰、行政処分に至ることもありますので、料理に従事する人間はただ美味しい料理を作るだけでなく、食品衛生、衛生管理についてよく理解しておく必要があります。

営業停止や廃業に至るということももちろんですが、自分の料理を楽しみに来ていただいたお客様に対して危害を加えるということは何よりあってはならないので、 食材の扱い方、加熱方法、調理器具の洗浄、消毒方法を理解することが重要になります。

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